ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JMU、省エネ型VLCC「フロントエンパイア」引渡し

2018年1月16日 (火)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は16日、有明事業所(熊本県長洲町)で建造していた、フロントエンパイアインコーポレイテッド社向けVLCC「フロントエンパイア」を同日引き渡したと発表した。

同船は、スポットトレード向け最適船型として累計35隻以上の建造実績を持つ200万バレル型VLCCの系譜を受け継ぎ、最新規則を適用しつつ燃費性能の大幅向上を目指して開発された、次世代省エネ船「Gシリーズ」のVLCC。

VLCCとしてはコンパクトな船型ながら、浅喫水時の載貨重量最大化を追求し、マラッカ海峡通峡を含む東西トレードに対応できる柔軟性を持っている。

■主要目
主要寸法:全長330メートル×幅60メートル×深さ29.35メートル×喫水21.58メートル
載貨重量:30万3120トン
総トン数:15万6391トン
主機関:MAN B&W 7G80ME-C9.2 ディーゼル機関1基
航海速力:15.8ノット
定員:28人
船級:ABS
船籍:マーシャル諸島