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独iPoint、M&Aで物流原価計算分野強化

2018年1月26日 (金)

M&A独ソフトハウスのアイポイントシステムズ(iPoint-systems、ロイトリンゲン)は25日、物流管理や物流原価計算などのソフト開発を手がけるifuハンブルク社を買収し、「ライフサイクルアセスメントや物流原価計算分野で業界リーダーの地位を確立した」と発表した。

アイポイント社は2017年12月からifuハンブルクを傘下に収め、取り扱うソリューション群を拡大。これにより「産業間共通の専門的技術と貴重な顧客・研究ネットワーク」(アイポイント社)と期待感を示す。

両社は13年から研究プロジェクト「Multi Mak」で協力関係にあり、同プロジェクトでは、環境保護のために最適化されたマルチマテリアル軽量骨組み自動車部品を大量生産するための設計、評価ツールの開発に取り組んできた。

また17年にスタートした「Live LCA」プロジェクトでは、業界、研究分野のパートナーと連携し、企業がライフサイクルアセスメント、物流管理・原価計算のリアルタイム計算のために利用可能な材料、エネルギー消費データを組み合わせることで環境製品宣言(EPD)とLCAのコストを90%削減することを目指している。