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拠点・施設シーアールイー（CRE）は1月31日、埼玉県上尾市で2016年12月に取得した開発用地と複数の隣接地を一体化し、物流施設「ロジスクエア上尾」の開発に着手したと発表した。5月にも着工し、19年4月の完成を目指す。
ロジスクエア上尾は敷地面積1万2708平方メートル（3844坪）、鉄骨造・地上3階建てで延ベ面積は1万9507平方メートル（5900坪）。
圏央道桶川北本インターチェンジ（IC）から6.9キロ、首都高速埼玉大宮線与野ICから8.4キロに位置し、主要幹線で57メートルの幅員のある国道17号新大宮上尾道路に接する。敷地北側は県道51号線を通じて国道17号新大宮上尾道路上下線両方向へのアクセスすることができる。
また、与野ICから開発予定地付近まで自動車専用道路の延伸事業の着手が発表されていることから、今後の利便性向上が見込める立地。徒歩2分のバス停を利用してJR高崎線上尾駅まで7分と通勤利便性も高い。
建物はワンフロア1900坪の3階建てで、1階北側に16台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用に対応。場内出入口は国道17号新大宮上尾道路側と県道51号線側に合わせて2か所のゲートを設ける。
倉庫部分は平均照度300ルクス以上、床荷重1.5トン（1平方メートルあたり）、有効高は各階6メートル以上を予定。すべてのフロアで2.5トンフォークリフトの走行に対応する。
外壁はサンドイッチパネル、倉庫内の防火区画壁には断熱性・耐震性・美観に優れ、倉庫業法で定められた壁強度を備える耐火断熱パネルを採用し、ブレース（筋交い）や間柱をなくすことで保管効率を高める計画。
各階に2か所の将来垂直搬送機、コンベア貫通用床開口を想定した構造設計を採用し、テナント入居時の各階にまたがった縦搬送マテハン設備を設置できるよう配慮。昇降設備は荷物用エレベーター（積載荷重4.1トン、分速45メートル）を2基、垂直搬送機2基を実装する。
