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国交省、18年度に船舶管理会社の登録制度創設

2018年2月1日 (木)

ロジスティクス国土交通省は1月31日、内航海運業者の事業基盤を強化する取り組みとして、2018年度からの船舶管理会社の登録制度創設に向け、準備に入ると発表した。

昨年10月に立ち上げた「船舶管理会社の活用に関する新たな制度検討会」の議論を整理した。

これまで3回にわたって開催した会合では、その有効性を踏まえた上で「管理レベルへの不安から、活用が一部にとどまっている」として、船舶管理会社の業務情報・品質を「見える化」し、高い品質の業務を安定的・継続的に実施していく方策として、国土交通大臣の審査を経て登録簿に船舶管理会社の情報を登録する制度を創設する。

登録対象は「船員配乗・雇用管理」「船舶保守管理」「船舶運航実施管理」の3項目で、3業務を一括して実施する業者を「第一種登録船舶管理事業者」、船舶保守管理関連の船舶入渠時の業務のみを実施する業者を「第二種登録船舶管理事業者」と整理。登録の有効期間を設け、更新時には自社と第三者による船舶管理業務に関する評価を行うこととする。