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運送会社が気付かず航空無線妨害、厳重注意に

2018年2月2日 (金)
中国総合通信局は1日、航空無線に妨害を与えていたとして、山口県周南市の運送会社と無線局の管理者に電波法違反で厳重注意したと発表した。

現地調査の様子(出所:総務省)

話題大阪航空局鹿児島空港事務所が2017年12月13日、鹿児島上空を飛行する航空機のパイロットから航空無線に雑音が入るとの連絡を受け、同事務所が中語行く総合通信局に申告。職員が調査した結果、山口県周南市の運送会社が設置している無線設備から漏れている電波が原因と特定し、同社に対し直ちに是正を求め、航空無線への妨害が解消した。

運送会社は自社の無線局管理要領に従うことなく日常点検を怠っていたため、無線設備の故障に気づかず、指定された周波数以外の電波が漏れ、結果として航空無線を妨害していた。
電波法56条では「無線局は、他の無線局(中略)の運用を阻害するような混信その他の妨害を与えないように運用しなければならない」と規定されている。