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11か月連続で前年を上回る、データマイン調べ

アジア→米国向けコンテナ、1月137万TEUで過去最多

2018年2月9日 (金)

ロジスティクスデータマイン(米国マイアミ)がまとめた1月のアジア発米国向け海上コンテナ輸送実績によると、アジア主要10か国・地域から米国に向かった同月の海上コンテナ個数は7.4%増の137万TEUと単月で過去最多を記録し、11か月間連続で前年を上回った。

春節前の駆け込みを反映し、家具類が13%増でシェアも19.8%と拡大、機械類(シェア9%)が16.2%増、電子電機(シェア7.7%)が24%増、プラスチック(シェア5.9%)が27.4%増、自動車関連(シェア4.8%)が12.5%増など主要10品目平均では14.1%増となった。

国・地域別ではアジア発の64%を占める中国発が11か月連続のプラスで9.4%%増、韓国発は(シェア9.3%)は自国分の貨物に限ると1%減、他国から韓国を経由する貨物を含めると8.5%増で7か月連続プラスだった。3位は台湾発(シェア5.2%)で8.1%減と9か月連続マイナス、4位香港発(シェア5%)は2.4%減となった。

ベトナム発(シェア4.7%)は18%増と11か月連続プラス、シンガポール発(シェア4%)は5.1%減で3か月連続のマイナス、日本発(シェア2.6%、直航分)は7.2%減で7位だったが、韓国で積み替えた日本発の貨物は62%増と5か月連続のプラスだった。韓国など海外TS分を含めた日本発荷受地ベース合計は6.2%増。

米国10港の動きは西岸5港が5.8%増に対して東岸・ガルフ5港は12.3%増だった。