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トラック冷蔵冷凍装置に不具合、落下のおそれ

2018年2月26日 (月)

行政・団体国土交通省は23日、インガソール・ランドから同社がトラックに設置した冷蔵冷凍車用冷蔵冷凍装置(アンダーマウントタイプ)に不具合があり、最悪の場合はユニットが脱落する可能性があると発表した。これまでに5件の不具合が報告されている。

装置固定部の設計が不適切なため、強度が不足し走行の振動で亀裂が生じる可能性があるという。そのままの状態で使用を続けると亀裂が進行し、固定部が破断して冷凍ユニットが脱落して、ほかの交通の妨げとなるおそ
れがある。

同装置はいすゞギガ、フォワード、日野レンジャー、プロフィア、ふそうスーパーグレート、UDトラックスビッグサム、クオンなど1554台に装着されているほか、組み付けられた車両が特定できないものも731台あるという。

3月1日からリコールを開始し、全車両を点検のうえ冷凍ユニットの取り付け材にL型が使用されているものは、冷凍ユニットの固定部に補強部材を取り付ける。固定部に亀裂などがある場合は、補修部材で溶接補修を行う。