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大和物流、海老名に物効法認定の新拠点

2018年3月6日 (火)
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拠点・施設大和ハウス工業傘下の大和物流(大阪市北区)は6日、神奈川県海老名市で物流総合効率化法(物効法)に基づく認定を受けた新拠点「海老名物流センター」(仮称)を3日着工したと発表した。

これまで大和ハウス工業竜ヶ崎工場から海老名市・相模原市の2拠点を中継し、神奈川県、東京都三多摩エリア向けに住宅部材を配送していた、配送エリアが重複し、作業負担が増える弊害が生じていた。

そこで、海老名市に新拠点を立ち上げることで、作業生産性を高めながら輸配送効率化も改善できると判断した。大和物流にとっては南関東で初の建築・建材物流センターとなる。

圏央道海老名インターチェンジ(IC)から2.5キロに位置し、大和ハウス工業竜ヶ崎工場からは圏央道を経由してアクセスしやすい立地で、トラックの走行距離を36%削減できるという。また、物流施設を集約したことで、従来よりも7割以上の総作業時間、トラック待機時間の削減を見込む。

大和物流が物効法で定める総合効率化計画の認定を受けて開発する物流施設は、2015年3月竣工の岩倉物流センター(愛知県岩倉市)に続いて2拠点目。

■施設概要
名称:大和物流「(仮称)海老名物流センター」
所在地:神奈川県海老名市社家嵯峨野441番1ほか18筆
敷地面積:1万2349.46平方メートル(3736坪)
延床面積:1万1817.42平方メートル(3575坪)
構造・規模:鉄骨造地上2階建て
設計・施工:大和ハウス工業
着工日:2018年3月3日
竣工:2018年10月末予定
稼働:2018年11月