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ジャパントラックショー2018、126社が出展

2018年3月12日 (月)

(前回の様子)

イベント国際物流総合研究所は12日、パシフィコ横浜で5月10日から12日にかけて、「ジャパントラックショー2018」を開催すると発表した。

前回(2016年)開催時に比べて展示面積を2倍に拡張。屋内、屋外合わせて2万4000平方メートルの会場には、いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスなど国内トラックメーカーをはじめ、イタリア、オランダ、アメリカ、フランス、中国、韓国など海外企業も含め126社/424小間の企業が出展する。

前回出展した企業のうち55社が継続して出展、多くの企業が小間面積を拡大した。また71社が新規出展を決定した。

トラックメーカーゾーンでは、UDトラックス、三菱ふそう、スズキ、ダイハツ工業の国内メーカーが出展。2017年前後に発表された新型車両を中心に、燃費・環境性能、安全性、稼働性の高い車両や人気車両を展示する。

さらに、昨年液化天然ガス(LNG)で動くトラックでイタリアから日本市場への進出を発表したイベコ社が初出展する。欧州で主流となる天然ガスをエンジンとする実車の日本初披露をジャパントラックショーのブースで行う。加えて、中国の商用車大手でFOTON(フォトン)のブランドで知られる北汽福田汽車も、日本市場開拓を視野に入れ、初出展する。

架装&レッカー車ゾーンでは、トランテックス、矢野特殊自動車、花見台自動車などのほか、安定性・操作性・機動性に優れたレッカー車、実運送会社による架装トラックなどが出展。一括に大量輸送を実現する大型架装や、最新の冷凍車、実際の物流の現場で活躍する「荷主の工夫」が施された実車も展示する。

このほか、日本ミシュランタイヤをはじめとしたタイヤ・ホイールメーカー、トラックの運行を支える部品・用品メーカーが40社以上出展。「安心・安全、事故防止」などをテーマとした、整備・アフターサービス企業、カメラ、センサー、デジタコ、運行管理ソフトウエアなど周辺機器メーカーなども参加する。

(前回講演時の様子)

また、会期中には主催者特別企画として、A会場で12本、B会場で4本の各種講演・パネルディスカッションを実施する。A会場では、いすゞ、UDトラックスなどトラックメーカーによる最新技術を活用した安全への取り組みや、IVECOによる天然ガスがもたらす環境・コスト面のメリットについての講演、日本郵便や物流会社による「事故を減らす」実例を交えた安全対策、後援の国土交通省から「働き方改革」や「国の事故防止対策」などの講演を行う。前回120席に対し立ち見での聴講も多かったことから、ことしは200席に増席した。

B会場では、若手経営者による「新しい時代の働き方改革と経営戦略」、「3PLが描く物流の未来」と題して丸和運輸機関、カンダホールディングス、ロジソリューションがパネルディスカッションに登壇する。

さらに、主催者特別展示として「アメリカントラック」のほか、車両・自動車輸送を手がけ、モータースポーツやFA日本GP のサポートも行うトランスウェブのユニークな架装トラックを展示。最終日には、子供向けに会場内で「スタンプラリー」を実施する。スタンプを全て集めると、出展社からの協賛を募った景品が当たる。

■「ジャパントラックショー2018」開催概要
日時:2018年5月10日(木)、11日(金)、12日(土)
会場:パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい)展示ホールA-D、屋外ピロティ、コンコース
主催:一般社団法人国際物流総合研究所
後援:国土交通省、全日本トラック協会、東京都トラック協会、神奈川県トラック協会、横浜市、FM ヨコハマ
展示規模:126 社/424小間
展示面積:2万4000平方メートル
特設サイト:http://truck-show.jp/