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日通、中国SIPGロジと協力関係強化

2018年3月14日 (水)

M&A日本通運は14日、東アジアブロックを担当する部門が中国最大の港湾運営会社、上海国際港務集団(SIPG)傘下の上港集団物流(SIPGロジスティクス)と業務提携の覚書を1月22日に取り交わしたと発表した。

SIPGロジは上海に40万平方メートルの倉庫を保有し、グループ会社に船社を持つSIPGのリソースを利用して「港湾と海上輸送を組み合わせた高度な輸送サービス」を提供している。

中国では一帯一路政策による鉄道輸送の拡大、旺盛な内需を背景としたECの伸長など物流環境が大きく変化しており、日通はこうした変化に対応するため、従来から協力関係にあったSIPGグループと提携し、両社の事業拡大を目指す。

▲SIPGLの劉総経理(左)と杉山常務執行役員(右)

提携内容はフォワーディング業務、EC、倉庫、複合輸送商品の開発、CO2削減を目指したコンテナラウンドユースへの取り組み、両社の研修やセミナーに参加できるような人材交流など、幅広い分野を対象とする。