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三菱電機ロジ、荷役・配送子会社を再編

2018年3月28日 (水)

M&A三菱電機ロジスティクスは28日、国内の荷役・配送サービス子会社の再編を4月1日付で実施すると発表した。

同社子会社である「MDロジス東日本サービス」(東京都渋谷区)、「MDロジス中部サービス」(名古屋市東区)、「MDロジス西日本サービス」(兵庫県尼崎市)の3社は、それぞれ所管エリアを東日本・中日本・西日本とする地域密着型会社として2003年に発足し、荷役・配送一体運営のサービスを担ってきた。

現在、物流事業を取り巻く事業環境は大きく変化し、なかでも人材不足の深刻化がサービスレベルの維持への影響が懸念される一方で、「コンプライアンス」「内部統制」「安全」「物流品質」のより高い水準での管理が求められている。

こうしたなか、グループ全体の最適な経営・管理体制を再構築するため、これまでの地域別会社から、取り扱う製品特性や事業特性に応じた当社事業部直結型会社に国内の荷役・配送サービス子会社を再編し、より強固な荷役・配送サービスの管理・運営体制の確立を目指すことにした。

再編後は、量産品を主に扱う販売物流系の「MDロジスロジスフィールドサービス」(東京都渋谷区)、個産品を扱う生産物流系「MDロジスロジス産機サービス」(名古屋市東区)、量産品を生産物流系「MDロジスロジス商品サービス」(兵庫県尼崎市)――となる。

 

また、同日付で組織変更を実施する。千葉県市川市塩浜地区で、首都圏リサイクル物流拠点を運営する「市川事業所」と、首都圏新設昇降機物流拠点を運営する「塩浜事業所」が保有するインフラ、リソースを最大限活用し、経営効率化を図るため、両事業所を統合して「東関東ロジスティクスセンター」を新設する。

さらに、荷役・配送サービス3社の新体制が同日付で発足することから、「サービス会社再編プロジェクト室」を解消する。