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船主協会、都内の小学校教師対象に港湾見学会

2018年4月4日 (水)

イベント日本船主協会は3日、日本海事広報協会と共催で、川崎市港湾局・商船三井・宇徳・日本船長協会の協力を得て、3月29日に都内の小学校の校長・教師を中心とした学校教育関係者30人を対象に、東京港大井埠頭の東京国際コンテナターミナルと川崎港で見学会を開催したと発表した。

東京国際コンテナターミナルでは、「同ターミナルは世界と日本を繋ぎ首都圏の生産・消費活動を支える玄関口としての役割を担っている」などの説明を行うとともに、実際のコンテナが運び込まれる様子を見学。参加者からは「1時間に何個のコンテナを荷下ろしできるのか」「どこで・誰が積み下ろしの作業をしているのか」「コンテナはどこから運ばれてきたのか・どのような物が入っているのか」などの質問があった。

川崎港では、同市港湾局視察船に乗船し、海側から航行する商船や荷役中の商船、また、LNG 基地や石油基地などを見学した。参加者からは、「コンテナターミナルは迫力があった。児童にも見せたい」「児童にとって海運は身近でなく、興味を持ちにくい分野。いかに日常生活と結びつけるかが重要」「実際に乗船することは記憶として残るためいい経験である」などの感想が寄せられた。