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タカタ、スポンサーへの事業譲渡完了

2018年4月12日 (木)

M&Aタカタは12日、米国時間の10日付でスポンサー企業のキー・セイフティ・システムズ社に「実質的にすべて」の資産・事業を譲渡したと発表した。これに伴い、高田重久会長兼社長は11日付で退任し、野村洋一郎取締役が社長に就いた。

高田前会長兼社長は事業譲渡が完了したことを報告する文書の中で、同社製エアバッグの不具合が引き起こした事態に改めて謝罪。関係者への謝意を示すとともに、「当社の培った技術や人材が、KSS(キー・セイフティ・システムズ)による新たな経営体制の下で、自動車業界の発展とユーザーの安全に貢献していくことを願っている」とのメッセージを寄せた。

相安定化硝酸アンモニウムを使用したエアバッグインフレータの製造・販売に関する「一定の資産、事業」については、昨年の合意に基づいて除外した。