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米リネージュロジ、既存倉庫でロボット化と拡張に着工

2018年4月17日 (火)
空白

拠点・施設温度管理サプライチェーンに強みを持つ米国のリネージュ・ロジスティクス(ミシガン州ノバイ)は16日、ダラス・フォートワースをカバーするテキサス州サニーベールの自社倉庫・流通施設で大幅な拡張工事に着工したと発表した。

今回の拡張では、先進的な自動・ロボット倉庫技術を取り入れ、パレット収容量をほぼ倍増させながら、占有面積を現在の3分の1以下に抑える。

同社が北米で運営する拠点としては初の完全自動倉庫となり、ダイナミック・プロファイリングと呼ばれるプロセスを導入して幅広い顧客ニーズに対応。自動入出荷システム技術により、製品は9階建て高さ100フィートの倉庫でシームレスに移動するが、貯蔵密度を高めることでエネルギー消費は大幅に削減されるという。

敷地は既存の31万1885平方フィート(2万8975平方メートル)に9万4000平方フィート(8732平方メートル)を追加し、パレット収容能力は2万4000パレットに拡大。完成後は業務支援のために現地で30人分の新規雇用が創出される見込み。施設は現在建設中で、2019年に全面操業を開始する計画。