プロロジス、英ノーザンプトンの施設で3PL会社と契約

プロロジスパークパインハムDC139

ロジスティクスプロロジスは7日、英国のロンドンとバーミンガムの間に位置する物流施設「プロロジスパークパインハムDC139」で、3PL会社のデールパック社と約1万2900平方メートル（13万9000平方フィート）の賃貸契約を締結したと発表した。この契約により、同物流施設の稼働率は100％となった。

デールパック社は現在、ノーザンプトンでプロロジスの施設約3万1600平方メートルを利用しており、今回のプロロジスパークパインハムDC139には、新たな本社機能を置く。施設は、環境に配慮した施設を認証する英国の制度「BREEAM」のエクセレントと、建築物の省エネ性能を評価する「エネルギー・パフォーマンス・サーティフィケート」のBランク認証を取得している。

デールパック社は、同施設で2万2000スペースのパレット容量、ドックレベラー12基、高さ12.5メートルのひさし、オフィス・倉庫の照明の人体検知制御――などの機能を利用する。

今回の契約により、プロロジスが英国内で運営中の開発済施設のうち、賃貸可能なのは1施設のみとなるが、ほかに約4万2500平方メートル（45万7500平方フィート）の開発プロジェクトを進めているという。