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郵船・日通など物流企業13社が決算発表、4/27

2018年4月27日 (金)

財務・人事4月27日決算発表の企業は次の通り。

日本郵船定期船事業の改善寄与し業績改善
川崎汽船3期ぶりに全損益段階で黒字化
商船三井コンテナ船統合で今後の費用引当て最終赤字
日本通運ワンビシののれん減損響き最終益82%減
日立物流国際物流部門で好調な伸び
三菱倉庫主力の不動産事業不調で増収減益
NSユナイテッド海運外航海運事業で、ドライバルク、…
飯野海運ケミカルタンカー・プロダクトタンカー…
川崎近海汽船近海部門の市況改善や内航部門の…
杉村倉庫主力の不動産事業が前年並みだったものの…
宇徳港湾事業が微増にとどまったものの…
内外トランスライン売上原価率の上昇により…
大宝運輸燃料費の増加、設備投資など…

■NSユナイテッド海運
外航海運事業で、ドライバルク、ケープサイズ型ばら積み船、パナマックス型以下の中小型ばら積み船が堅調に推移したことで増収増益。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
139,00011.0%
営業利益
7,36112.2%5.3%
経常利益
5,55520.6%4.0%
当期利益
6,61399.1%4.8%

■飯野海運
ケミカルタンカー・プロダクトタンカーともに前期の採算を上回ることができず、主力の外航海運事業で営業利益が3割減少した。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
81,334-2.4%
営業利益
5,651-14.3%6.9%
経常利益
4,631-9.3%5.7%
当期利益
4,2439.2%5.2%

■川崎近海汽船
近海部門の市況改善や内航部門の堅調な荷動きなどにより営業利益が大幅に増益。また、オフショア・オペレーションの株式の過半数を取得したことにより、特別利益として負ののれん発生益4億8900万円を計上したほか、定期用船2隻の期限前解約を実施し、特別損失として用船契約解約金13億2200万円を計上したことで純利益が11.8%の増益となった。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
41,26210.1%
営業利益
2,53679.6%6.1%
経常利益
2,60492.2%6.3%
当期利益
1,255111.8%3.0%

■杉村倉庫
主力の不動産事業が前年並みだったものの、物流事業で、電気製品、食料品の取り扱が減少したほか、移転作業が前期の大口受注の反動減となったことなどで減収減益となった。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
10,067-1.2%
営業利益
1,046-5.1%10.4%
経常利益
974-7.1%9.7%
当期利益
1,12142.9%11.1%

■宇徳
港湾事業が微増にとどまったものの、プラント・物流事業が好調に推移して増収増益。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
55,8709.5%
営業利益
3,21510.4%5.8%
経常利益
3,42612.1%6.1%
当期利益
2,3664.0%4.2%

■内外トランスライン
売上原価率の上昇により売上総利益が圧迫され減益となった。単体では売上単価の低下などにより売上総利益で減益。一方、連結子会社では、ユーシーアイエアフレイトジャパンと倉庫事業の内外銀山ロジスティクスの売上、利益が寄与したことで売上高、売上総利益とも前年同期を上回った。

▽2018年12月期第1四半期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
5,5486.9%
営業利益
311-14.2%5.6%
経常利益
278-28.5%5.0%
当期利益
195-48.3%3.5%

■大宝運輸
燃料費の増加、設備投資などの影響により経常利益が3割減少した。

▽2018年3月期

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
8,401-4.7%
営業利益
204-34.9%2.4%
経常利益
232-31.5%2.8%
当期利益
2517.8%3.0%