財務・人事15日決算発表の企業は次の通り。
日本郵便 | 日本郵便の営業益3.4倍、ゆうパック8.7億個へ25%増 |
鴻池運輸 | 全部門で好調維持し増収増益 |
南総通運 | 輸送業務の取り扱いが… |
阪急阪神ホールディングスの国際輸送事業 | 日本・東アジア・欧州で航空輸送を中心に… |
センコン物流 | 運送事業で建設関連貨物… |
カンダホールディングス | 昨年3月に子会社化した中村… |
明治海運 | コンテナ船1隻、タンカー… |
東京汽船 | 業績向上に取り組んだものの減収… |
ヤマタネ | 堅調な荷動きを背景に配送センター… |
桜島埠頭 | 主力の液体貨物セグメントは、石油類では重油の荷動きが… |
■南総通運
輸送業務の取り扱いが堅調に推移したほか一部倉庫の稼働率が向上した。
▽2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 13,493 | 7.9% | |
営業利益 | 1,481 | 4.8% | 11.0% |
経常利益 | 1,480 | 6.4% | 11.0% |
当期利益 | 964 | 6.1% | 7.1% |
■阪急阪神ホールディングスの国際輸送事業
日本・東アジア・欧州で航空輸送を中心に好調に推移した。ケニアのナイロビなどに拠点を開設することでグローバルネットワークのさらなる拡充を図るとともに、シンガポール西部で物流倉庫を開業するなど、ロジスティクス事業の強化に努めた。また、阪急阪神エクスプレスがセイノーホールディングスと相互のノウハウを活かした事業展開を進めることを目的に資本・業務提携契約を締結した。
▽2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 83,707 | 16.8% | |
営業利益 | 2,777 | 74.9% | 3.3% |
■センコン物流
運送事業で建設関連貨物や海上コンテナ貨物の取り扱いが増加したほか、倉庫事業で化学製品、精密機械、情報管理サービスの取り扱い高が増加したことなどにより増収。営業利益は、倉庫メンテナンス費用や減価償却費が減少したことなどにより増益。
▽2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 15,872 | 8.1% | |
営業利益 | 249 | 22.3% | 1.6% |
経常利益 | 284 | 125.7% | 1.8% |
当期利益 | -95 | - | -0.6% |
■カンダホールディングス
昨年3月に子会社化した中村エンタープライズの業績がフルに寄与したことで増収。営業利益は前期計上した既存物流施設の大規模修繕費用が減少したことなどが影響して減益となった。
▽2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 40,926 | 4.5% | |
営業利益 | 1,831 | 13.0% | 4.5% |
経常利益 | 1,813 | 5.9% | 4.4% |
当期利益 | 1,063 | 9.1% | 2.6% |
■明治海運
コンテナ船1隻、タンカー、自動車船それぞれ2隻の計5隻が新規稼働したことなどから増収。営業利益は主に入渠費用の増加により減少した。
▽2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 41,768 | 11.7% | |
営業利益 | 5,591 | -4.7% | 13.4% |
経常利益 | 4,491 | -1.3% | 10.8% |
当期利益 | 1,810 | 56.2% | 4.3% |
■東京汽船
業績向上に取り組んだものの減収。営業利益は燃料費や人件費が上昇したことで減少した。
▽2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 12,280 | -1.0% | |
営業利益 | 641 | -22.6% | 5.2% |
経常利益 | 1,012 | -11.7% | 8.2% |
当期利益 | 609 | -38.4% | 5.0% |
■ヤマタネの物流部門
堅調な荷動きを背景に配送センター業務が好調に推移したことから陸上運送料が増収。一方で、一部大口先の入替えや取引内容の見直しなどによる減収が影響し、部門全体では減収減益となった。
▽2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 20,898 | -0.4% | |
営業利益 | 3,035 | -3.4% | 14.5% |
■桜島埠頭
主力の液体貨物セグメントは、石油類では重油の荷動きが下半期より低調となったことなどが影響し、総じて燃料用石油タンクの取扱量が減少し、減収。一方、工業用原料油は堅調な荷動きを維持したほか、新規貨物の受注や契約満了に伴う特殊作業を実施したことも寄与し、増収となった。
▽2018年3月期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
|
---|---|---|---|
売上高 | 4,284 | 3.7% | |
営業利益 | 63 | 437.5% | 1.5% |
経常利益 | 123 | 128.9% | 2.9% |
当期利益 | 141 | - | 3.3% |