センコン物流、倉庫受注増で営業益6割増

財務・人事センコン物流が14日に発表した2021年3月期の通期連結決算は、売上高が160億7100万円（前年度比0.8％減）、営業利益が6億9200万円（56.8％増）、最終利益が3億5500万円（69.4％増）となった。倉庫事業の受注増に加えて、運送事業の増益も寄与した。

運送事業の売上高は、海上コンテナ貨物の取り扱いなどが減少したことで50億7900万円（4.7％減）。営業利益は自社トラック輸送の粗利益率向上や燃料価格の下落などにより、7700万円（61.4％増）となった。

倉庫事業の売上高は、トランクルームサービスや食品・米穀などの受注高が増加したことなどにより、33億9700万円（8％増）。営業利益は増収効果により8億2800万円（19.3％増）となった。

今期は売上高171億円（6.4％増）、営業利益7億2000万円（4％増）、最終利益4億円（12.6％増）の増収増益を見込む。