2012年3月期 | 2011年3月期 | 増減率 | |
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売上高 | 6,646 | 6,851 | -3.0% |
営業利益 | 164 | 918 | -82.1% |
経常利益 | -25 | 489 | - |
当期純利益 | 588 | 251 | 4.0倍増 |
財務・人事グループ全体では減収となったが、売船益により増益を確保した。
▽外航、円高で減収減益
外航海運部門では、昨年11月8日にそれまで所有していた「ニッケイイーグル」を海外売船し、同月15日に代替新造船「ニッケイヴェルデ」を就航させ、支配船腹の若返りと増強を図った。年度を通してハンディマックス船型を中心に効率的な輸送を行ったが、市況水準が低迷したほか、対米ドルの円為替相場が大幅な円高で推移したことなどにより、減収減益となった。
▽内航、燃料油高騰で減益
内航海運部門では、ドライ貨物の輸送需要が震災前の水準まで戻らなかったものの、タンカー貨物で重油の輸送需要が比較的好調に推移したため、わずかながら増収となった。しかし、燃料油の高騰などで運航費が増加し、減益となった。
▽今期、経常損失7000万円見込む
今期は、連結売上高68億円、営業利益8000万円、経常損失7000万円、純利益0円を見込む。通期の為替レートは1ドル80円、予想燃料油価格は1トン740ドルを想定する。