【4-6月期】玉井商船、外航の運航コスト増加で減益

ロジスティクス▽外航部門、運航費大幅増で減益
外航海運部門は、ハンディマックス船型を中心に効率的な輸送を行い、航海数が増加したことで増収となったものの、市況水準が低迷したことや円高、燃料価格高騰などで運航費が大幅に増加し、減益となった。

▽内航部門、ドライ貨物需要戻らず
内航海運部門では、ドライ貨物の輸送需要が震災前の輸送量に戻らず、タンカー貨物では安定収益を確保する目的で4月から新たに所有船1隻を定期貸船に変更したことで、減収となった。ただ、一部支配船の定期検査に伴う特別修繕引当金の取崩しがあり、船費が減少したことなどで増益となった。