ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

【決算】明治海運、外航部門、円高響き1.2%減収

2012年5月11日 (金)
2012年3月期通期連結(単位:百万円)
 2012年3月期2011年3月期増減率
売上高21,04821,292-1.1%
営業利益1,17693425.8%
経常利益-174-1,710-
当期純利益506-403-

財務・人事外航部門、円高響き1.2%減収
外航海運業部門はタンカー1隻、バルカー4隻と合わせて5隻の新造船が竣工した。連結子会社でバルカー1隻、持分法適用関連会社で2隻のタンカーを売船し、船隊の拡充、近代化を図った。

 

中長期用船契約を主体に運営していることから、低迷した市況の影響を直接受けなかったが、円高に推移した為替レートの影響を受け、船腹が増加したにもかかわらず、外航海運業部門の売上高は157億8600万円(前年度比1.2%減)にとどまった。部門営業利益は6億2300万円(82.3%増)を確保した。

 

今期、新造船5隻がフル稼働
前年度に投入した新造船5隻がフル稼働し、さらに1隻の新造バルカーが船隊に加わる。石油メジャーの安全基準の厳格化で船社の選別化が進み、船舶管理能力が高い同社グループの優位性が高まると期待。

 

これらにより、今期は連結売上高230億円(9.3%増)、営業利益10億円(15%減)、経常利益3億円、純利益は5億円(1.3%減)を見込む。為替レートは、1米ドル82円を想定する。