ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

C&D、沖縄本島中部地区初の営業用保税蔵置場

2018年5月30日 (水)

認証・表彰家具輸入・販売のC&D(沖縄県うるま市)は30日、沖縄地区税関から保税蔵置場の許可を得て、6月1日から営業を開始すると発表した。同保税蔵置場が立地する中城湾港周辺では、初の営業用保税蔵置場となる。

同保税蔵置場は、中城湾港に外航貨物船が入港する場合に混載貨物の拠点となるコンテナフレイトステーション(CFS)として機能する。

同社は、「現時点では同港へ定期外航船の入港はないが、海上輸送が充実するまでの期間は当社が展開するトラック輸送により、陸路で同保税蔵置場、那覇港、那覇空港をつなげ、インランド・デポとして中城湾港を発着点とする国際物流を補完したい」としている。

蔵置する貨物の種類は、一般輸出入貨物のほか、別送品、船用品、仮陸揚貨物の蔵置も可能で、客船へ積載する物品の蔵置場所としても利用でき、物流以外にも観光事業として役立てることができる。同社は沖縄県本島全体を一つの物流拠点として捉えており、沖縄県内各港が連携することで、「例えば、那覇港で揚げた国際貨物を中城湾港に寄港した船舶に積むことも容易になる」という。