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横浜港に過去最大「仏CMA CGMヒドラ」初入港

2018年6月25日 (月)
空白

話題横浜港の大水深高規格コンテナターミナル「本牧ふ頭D4」に寄港するコンテナ船として過去最大のコンテナ船が22日、初入港した。

入港したのは、仏船社のCMA CGM社が今春からサービスを開始した南米航路「ACSA1」に投入されている「CMA CGM HYDRA」(CMA CGMヒドラ)で、本牧ふ頭に寄港するコンテナ船としては過去最大の1万1000TEU型(20フィートコンテナ換算で1.1万個分)。これまでは2017年6月に入港した「CMA CGM BUTTERFLY」(CMA CGMバタフライ、11万1249トン・9953TEU)が最大だった。

CMA CGMヒドラは「高雄-香港-蛇口-寧波-上海-釜山-マンザニーロ-ラザロカルデナス-ブエナベンチュラ-サンアントニオ-カヤオ-ラザロカルデナス-マンザニーロ-横浜-釜山-高雄」の順に寄港。初入港となった22日には、港湾局長が船長へ記念品を贈った。

CMA CGMは中国コスコ、台湾エバーグリーン、香港OOCLとともに4社でアライアンス組織「オーシャンアライアンス」を形成。仏マルセイユに本社を構え、コンテナ輸送量は世界3位をにつけている。横浜港には、グループ船社を含め北米、南米、豪州、東南アジアの各航路で寄港している。

■CMA CGM HYDRAの概要
船籍:英国
総トン数:12万8600総トン
コンテナ積載数:1万1040TEU
全長:347.2メートル
全幅:45.2メートル