ZMP、物流ロボ｢キャリロ｣自律移動モデル販売

▲「自律移動モデル」

サービス・商品ZMP（東京都文京区）は6月29日、自動運転技術を応用し、物流支援ロボット「CarriRo」（キャリロ）の「自律移動モデル」を年内に販売開始すると発表した。

自律移動モデルでは、走行しながら自己の位置や走行指示情報を画像認識により取得し、人手を介在することなく安定したルート走行を行う。走行指示情報はタブレットを通じて変更することが可能で、あらかじめ走行ルートをパターンとして設定するだけで、随時走行ルートが変更できる。

▲追従機能イメージ

また、従来から搭載されている追従機能により、搬送業務内容に応じて追従機能と自律移動機能を使い分けることも可能。例えば、先頭のキャリロに自律移動機能を使い先導用車両とし、後続のキャリロに追従機能を使うことにより、無人での隊列搬送も可能となる。

自律移動モデルは、7月18-20日に開催する「ZMPフォーラム2018」で、実機によるデモンストレーションを行う。

■「ZMPフォーラム2018」特設ページ
http://www.zmp.co.jp/products/10th_forum