横浜港、来年1月にNACCS電子申請の受付停止

ロジスティクス横浜市港湾局は2日、横浜港を利用するにあたり申請を要する「船舶動静通知」について、来年1月末に予定する横浜港港湾情報システムの更新後から、輸出入・港湾関連情報処理システム（NACCS）による電子申請の受付を停止すると発表した。

システムの更新に向けてNACCSによる電子申請の仕様の検討を進めていたが、NACCS側と横浜市側の仕様の相違から電子的な取込が不可能であること、年間4万件受理する船舶動静通知のうちNACCS経由の申請は50件と全体の0.13％程度の利用率であることを踏まえ「やむを得ず停止する」こととした。

停止時期は来年1月末を見込むが、詳細日時が確定次第、港湾局ホームページに掲載するとしている。なお、横浜港EDIシステムによる船舶動静通知の電子申請は、これまでと同様に継続して使用可能。