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Yper、置き配バッグ専用の盗難保険開発

2018年7月5日 (木)

(以下画像の出所:Yper)

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サービス・商品物流系ITベンチャーYper(イーパー、東京都杉並区)は5日、東京海上日動火災保険と連携し、置き配バッグ「OKIPPA」(オキッパ)向けに、盗難保険を共同開発した、と発表した。7月から1か月間、東京23区でオキッパの実証実験を実施する。

今回開発した「置き配保険」は、オキッパバッグで受け取った宅配物に関して、盗難保険を付けるもので、オキッパアプリでバッグに配送される宅配物の商品情報と配送状況を管理することにより、宅配物がバッグに預入された時点から一定時間(24時間予定)を対象に保険を適用する。

バッグに預入後は、各配送会社は輸送中に宅配物に付ける運送保険とは切り離すことが可能となる。置き配保険の適用開始はオキッパバッグが納品される8月末としており、一定額以上の補償に関してはアプリのプレミアム会員向け特典の一部として提供する。

7日から東京23区内で1か月間の実証試験を実施。SNSの募集にて集まったモニター100世帯向けにバッグを配布し、アプリとの連動についても、実証実験を通じて最終の調整を行う。期間中はイーパーから参加者に対して、通販サイトでの購入補助が出され、オキッパの利用を促進する。実証試験の結果は8月に公表する。

イーパーが先行予約販売を実施したクラウドファンディングサイト「Makuake」(マクアケ)で、オキッパバッグ購入者1600人を対象に行なったアンケート(有効回答数436)では、半数がバッグへの盗難保険の付帯を希望していることから、同社は東京海上日動と保険の開発を進めていた。