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国交省、LNG燃料船技術検証へ3事業採択

2018年7月9日 (月)

調査・データ国土交通省は9日、海運のクリーン化に向けた「LNG燃料船」の技術検証について、日本郵船など公募のあった3件を採択したと発表した。

国交省は環境省とともに、LNG燃料船の省CO2効果を最大化する技術を実証するため、実証費用の補助制度を創設し、4月24日から5月24日まで公募を行った。今回、学識経験者などで構成された有識者委員会で審議を行った結果、3件の事業を採択した。

選ばれたのは、日本郵船の「大型自動車運搬船におけるLNG燃料化によるCO2排出削減の最大化を図る技術実証」、川崎汽船の「LNG燃料自動車運搬船によるLNG燃焼の最適化及びCO2削減効果の検証」、商船三井内航、協同海運、テクノ中部の「LNG燃料船の実運航のDFモード稼働域拡大によるCO2排出削減の最大化を図る技術実証」――の3事業。

事業によって先進的な技術を採用したLNG燃料船を実際に建造し、実運航で効果を検証することで、より省CO2効果の高いLNG燃料船技術の確立と普及促進を目指す。