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CPD、厚木市に延べ5.5万m2の物流施設竣工

2018年7月10日 (火)
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拠点・施設センターポイント・ディベロップメント(CPD、東京都千代田区)は10日、神奈川県厚木市で地上4階建て延床面積5万5800平方メートルのマルチテナント型物流施設「厚木内陸ロジスティクスセンター」を6月29日に竣工したと発表した。

施設は都心部から40キロに位置し、圏央道相模原愛川インターチェンジ(IC)まで3.3キロと近く、東名高速道路厚木IC、中央自動車道、国道129号、国道16号、国道246号へのアクセスが容易で、首都圏広域のほか名古屋・大阪を含む西日本への広域物流拠点となる立地にある。

1月には新東名高速道路厚木南ICが開設され、2020年度には御殿場ICまでの全区間が開通する予定で、西日本方面への交通利便性が高まることが期待されている。

周辺一帯は、140社の企業の製造工場や物流施設等が集積する工業専用地域となっているため、365日24時間の稼働が可能。倉庫部分は床荷重1.5トン(1平方メートルあたり)、柱スパン10メートル以上、梁下天井有効高5.5-7メートル、全館LED照明と最新の仕様を備えている。

また、40フィートコンテナ車などの大型車両が3階部分に直接乗り入れ可能なスロープを設け、60台分のトラックバースを1階と3階に備えることにより、効率的な入出庫オペレーションを可能としている。各区画には、荷物用エレベーター、カゴ車・パレット兼用垂直搬送機をそれぞれ1基ずつ、計8台を設置し、貨物の上下搬送の効率化に配慮。さらに、将来的なニーズにも対応できるよう事務室スペース、荷物用エレベーター・垂直搬送機などの増設も可能にしている。

作業員の職場環境に配慮し、共用の休憩室、喫煙スペース、ドライバー用トイレといったアメニティの充実を図っており、また、24時間営業のコンビニエンスストアも近くに立地している。環境や省エネルギー面では、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)新築「Aランク」を取得している。

■施設概要
所在地:神奈川県厚木市下川入字三ノ域127-1ほか
着工:2017年6月7日
竣工:2018年6月29日
敷地面積:2万5159.69平方メートル(7610坪)
建築面積:1万5994.59平方メートル(4838坪)
延床面積:5万5810.59平方メートル(1万6882坪)
賃貸可能面積:4万7176.68平方メートル(1万4270坪)
構造:鉄骨造、地上4階建て
用途:マルチテナント型物流施設