ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

当面は平均50%の物量規制

西濃、17日から東日本→九州の荷受け再開へ

2018年7月13日 (金)

話題西濃運輸は、西日本を中心とした豪雨の影響で東日本から九州向けの荷受けを中止していたが、17日から段階的に荷受けと輸送を再開する見通しとなった。

ただ、鉄道コンテナ輸送が担っていた輸送のシェアが大きく、JR貨物が中四国で運転を中止している関係から、トラック輸送に切り替えて対応するものの、荷受けを再開してすぐに中止前と同じ水準の輸送力を確保することができない見込みだ。

このため、引受店所ごとに幅はあるものの「平均50%程度」の物量規制を敷く方針で、リードタイムも通常時に比べて長くかかる可能性が高い。

荷受け・輸送を再開するのは東日本から福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、鹿児島県の九州6県向けの輸送で、JR貨物の運転状況などインフラの復旧度合いをにらみながら、荷受け・輸送量を元の水準へ戻していく。