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プリマハム、中国でハム・ソーセージ製造の合弁事業

2012年5月18日 (金)

フードプリマハム(東京都品川区)は18日、ハム・ソーセージ製造販売事業で中国に進出すると発表した。

 

中国、台湾の食品・流通最大手「頂新グループ」の康師傅方便食品投資(中国)有限公司(天津市)と、中国でハム・ソーセージ製造販売事業を行うことで合意し、17日合弁会社設立に関する契約を締結した。

 

頂新グループは中国、台湾で食品製造販売、小売事業、外食チェーン事業、CVS事業を展開しており、中でも康師傅控股有限公司は即席麺、茶飲料、飲料水分野で中国トップシェアを占める。

 

中国では沿岸部を中心に食の欧米化が進み、上海エリアではハム・ソーセージ類を含む食肉チルド加工品の推定市場規模が15億元ともいわれている。今後も食の変化とともに、さらなる需要拡大が見込めることから、8月に新会社を設立し、10月から新工場の建設を開始、2013年9月に稼動する。

 

最大生産量は年間7000トンで、5年後には生産能力並みの販売数量を計画。プリマハムはこれまでも海外の製造販売を行ってきたが、現地パートナーと合弁で製造販売に進出するのは、初めてのケース。

 

■新工場の概要
建設地:中国江蘇省呉江汾湖経済開発区
建物面積:1万平方メートル
稼動日:2013年9月稼動
最大生産量:年間7000トン
生産品目:ハム、ソーセージ、ベーコンなど