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JR貨物、室蘭線脱線事故の再発防止状況を公表

2018年7月26日 (木)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は26日、同日に国土交通省運輸安全委員会から、室蘭線北入江信号場構内で昨年2月23日に発生した貨物列車脱線事故に関する鉄道事故調査報告書の発表を受けて、再発防止対策の実施・計画状況を公表した。

(以下画像の出所:日本貨物鉄道)

現在までに実施している対策として、作業方法の確立・異物混入防止のため取付ボルトは毎回新品を使用するほか、取付ボルトの正しい締結力を得るためねじ部にトルク安定剤を塗布、取付ボルトの緩みの検出を確実に行うため合マークを表記、取付ボルトの締結作業を確実に行うため取付ボルトの締結トルク値及び確認結果を記録、ボルトの緩み防止の強化ボルトの緩み防止効果を向上させるため廻り止めの形状を変更した。

また、さらなる安全性向上に向け、取付ボルトが脱落した場合でもけん引装置の垂下量を抑制するストッパーの取付を計画している。