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月島機械の工場跡地活用

三井不、千葉・市川に18万m2の物流施設開発

2018年8月6日 (月)
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拠点・施設三井不動産は6日、千葉県市川市塩浜地区に延床面積18万3800平方メートル(5万5599坪)の新たな物流施設を建設すると発表した。これにより、同社が開発した物流施設の総延床面積は290万平方メートル、施設数にして33棟(データセンター3棟含む)に達する。

三井不動産の開発による物流施設は、すでに稼働している施設か?18棟、開発中の施設が市川塩浜物流施設開発計画(仮称)を含めて15棟に上る。

開発用地は、月島機械の市川工場跡地を活用し、両社の共同事業として収益化を図る。月島機械は今春、同工場の製造機能を日本製鋼所の室蘭製作所へ移設し、閉鎖する方針を打ち出していた。

物流施設開発に長けた三井不動産との共同事業とすることで、事業企画から運営管理を一元化する。事業スキームの詳細は両社で今後、検討していくが、跡地の一部を2019年3月までに売却する。用地面積は8万2616平方メートルで、2020年冬頃に着工、22年冬頃の竣工を目指す。

現地は首都高速道路湾岸線千鳥町ICに近く、東京都心部への交通アクセスに優れる。建物は地上4階建て。