阪急阪神エクスプレスは8日、インド10か所目の拠点として、同国南部のコインバトール(タミルナードゥ州)に現地法人の営業所を開設したと発表した。8月16日から営業を開始する。
タミルナードゥ州はチェンナイを中心とする同国南部最大のマーケットだが、これまでコインバトール地域での営業活動はチェンナイ支店がカバーしていた。
この地域は繊維産業が集積し、Tシャツや子供服などの軽衣料を中心に繊維製品の輸出拡大が見込まれることから、同社は今回の営業所開設によって、インド系繊維関連企業の需要取り込みを図る。