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大倉工業、物流費高騰などで合成樹脂値上げ

2018年8月20日 (月)

財務・人事大倉工業は20日、物流費の高騰などを理由に、合成樹脂製品を9月21日出荷分から値上げすると発表した。

5月以降の原油価格上昇によるナフサ価格高騰、副資材、ユーティリティー、物流費といったコスト増を理由に、原料樹脂メーカーからは原料価格の値上げを強く要望されている。原料需給ひっ迫が続くなかで、「これを受けざるを得ない状況となった」と説明。

同社は生産性の向上やコストダウンに継続的に取り組んでいるものの、今回の原料・基材価格の上昇に加え、物流・電力・副資材などの諸費用も上昇しており、「自助努力だけでは吸収しきれない状況にある」として価格改定に踏み切った。

■価格改定概要
対象製品:合成樹脂製品全般
改定幅:原反製品2.0銭/CC以上(ポリエチレン・ポリプロピレン製品)、二次加工製品10%以上
実施時期:2018年9月21日出荷分から