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大塚倉庫、家庭薬メーカーの龍角散と物流共同化

2018年8月20日 (月)

ロジスティクス大塚倉庫(大阪市港区)は20日、家庭薬メーカーの龍角散(東京都千代田区)が販売するゼリー状のオブラート「らくらく服薬ゼリー」シリーズの全国向け物流を自社の共通プラットフォームに乗せる共同物流を開始する、と発表した。

龍角散は大塚倉庫の共通プラットフォームを活用した共同物流の仕組みを活用することで、車両・倉庫の運用を効率化し、供給の安定化を図る。服薬ゼリーだけでなく、将来的には一般用医薬品(OTC)やのど飴といった食品カテゴリーの共同物流も視野に入れる。

龍角散が大塚倉庫との共同物流に踏み切るのは、需要拡大に伴う大幅な物量増加を背景に、保管スペースや配送車の確保が必要になっている一方、物流業界ではトラックドライバーが不足し、燃料価格の上昇などの課題が深刻化しているため。

今回の取り組みにより、大塚倉庫と龍角散は在庫管理や配送車両の手配といった物流業務の効率化を図りながら、1台当たりの積載効率を高める。