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輸送管理システム収益「5年で250億ドルに」、ABI調査

2018年8月23日 (木)

調査・データデータリソースは23日、米国市場調査会社ABIリサーチが調査した英文レポート「輸送管理システムとロジスティックス革命」を出版した、と発表した。

調査レポートでは、「今後5年間に、中小企業の分野ではクラウドプラットフォームを利用する多くのビジネスチャンスが生まれ、企業が当初から構築する企業資源計画やサプライチェーン管理、テレマティックス市場などの多様化や拡張が行われる。世界の輸送管理システムの収益は今年少なくとも128億ドルに達し、輸送コストの10%削減のニーズや監視時間の半減、スポット価格(現金価格)の急増によって、2023年までに250億ドル以上に成長する」と予測。

さらに「クラウドベースの拡張可能な『サービスとして』のモデルに向けて、オンプレミス、多額の投資、長時間のトレーニング・更新サイクルなどからのさらなる移行が増加し、クラウドホスト型プラットフォームは来年までこれらのオンプレミス導入を見合わせるだろう」としている。

「輸送管理システムは、輸送モード革新の進化や、予測解析や機械学習などの最新のソフトウェア開発、3D印刷などの製造業の概念の変化などの技術面での進化をとり入れ続ける必要がある。自動運転自動車やブロックチェーン、配達ドローンなどとリンクする技術も考慮すべき」と結論づけている。

■調査レポート販売ページ
http://www.dri.co.jp/auto/report/abi/abian5024.html