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SAP、輸送管理システムで11年連続リーダーに

2025年4月10日 (木)

認証・表彰SAP(ドイツ)は10日、ガートナー(米国)の市場調査レポート、2025年版マジック・クアドラントの輸送管理システム(TMS)分野で、11年連続でリーダーに選出されたと発表した。同社の輸送管理ソリューション「SAP Transportation Management」は、持続可能かつ柔軟な物流運営を可能にする点が評価された。

SAPは、物流業務の可視性と統合性を高めることで、需要変動や運送業者の選定、CO2排出量の最小化といった課題への対応力を強化している。特に輸送コックピットに導入された生成AI(人工知能)により、自然言語による会話型の計画が可能になり、現場の判断速度と作業効率の向上を支援する。また、AIによる貨物入庫分析では、手作業や待機時間を削減し、迅速な貨物処理を実現している。

ロジスティクス面では、SAP Extended Warehouse ManagementやSAP Yard Logisticsといった各ソリューションをクラウド上で統合し、エンド・ツー・エンドの物流可視化を実現。SAP Business Network for Logisticsを通じて、企業と運送業者間のリアルタイム協業を支援し、納品の遅延や規制遵守に対する即応体制を構築している。

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