調査・データ日本フードサービス協会が27日発表した7月の外食産業市場動向調査結果によると、外食全体の売上は0.5%増(前年同月比)と23か月連続で増加したことがわかった。
土曜日が1日少ない曜日周りに加え、西日本を中心とした豪雨、全国的猛暑、台風などで客数は前年比1.1%減となったが、価格改定や各社のキャンペーン、季節メニューなどで客単価の上昇が続いており、全体売上は0.5%増と前年を上回った。
ファーストフード業態の売上高は、「洋風」が3%増、「和風」2.6%増、「麺類」1%減、「持ち帰り米飯・回転寿司」0.4%増、「その他」2%増となり、業態全体では2%増となった。
ファミリーレストラン業態は「洋風」1.6%減、「和風」1.6%減、「中華」2.9%増、「焼き肉」2%増で、全体では0.5%減少。「パブ・居酒屋」業態は「パブ・ビアホール」3.1%減、「居酒屋」6.7%減となり全体では5.8%減少した。
ディナーレストラン業態は0.2%増、喫茶業態は2%減、「その他」は1.9%増となった。