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住友商事、インドネシアで宅配共同展開

2018年9月3日 (月)

▲署名式の様子

荷主住友商事は3日、インドネシアで宅配事業を共同展開するため、財閥大手「リッポーグループ」の傘下で宅配事業を展開する「レカ・カクラブアナ・ロジスティカ」(英名レッドカーペットロジスティクス)の株式40%を取得し、出資参画したと発表した。

住商はリッポーグループと1990年に工業団地事業を通じて協業を開始して以来、28年間にわたって良好な関係を構築している。レカ社はリッポーグループのEC物流部門として誕生し、現在はグループ関連の宅配事業を展開している。

両社は今回の出資を機に、集配ネットワークを効率的に拡充していくとともに、リッポーグループの決済機能を活用するなどして拡大するインドネシアEC市場の宅配需要に対応する。

リッポーグループは同国の大手財閥グループで、世界8か国に事業を展開。取り扱う事業は百貨店・スーパー・ショッピングモール・通信・メディア金融サービス・不動産・病院事業など幅広く、一般消費者を顧客基盤としている。

一方、住商は物流子会社の住商グローバル・ロジスティクスが手がける物流センター事業を通じ、通販・テレビショッピング関連の物流機能を保有し、同国で出資する事業会社などの数十万か所を超えるエージェントネットワークを展開している。