ジャパンデザインとJEM、産地生産者を物流支援

ロジスティクス「社会課題解決型プロジェクト企画」やソーシャルPRコンサルティング事業を手がけるジャパンデザイン（東京都渋谷区）は4日、飲食店を中心とした卸業を展開するJEM（港区）と連携し、産地生産者を物流とネットワークで支援する企画を開始すると発表した。

このプロジェクトは、各産地生産者の「食材をもっと多くの人に広めたい」「もっとこの食材の良さを知ってほしい」という声を、自治体とのネットワークと独自の物流ルート・物流センターで具現化するもの。「つながる・つなげる」企画として、9月から自治体へ周知していく。

各食材を、すでに物流ルートが組まれている関東のレストランへサンプリングし、今後の展開を提案する。連携店舗は2000店で、この中から食材に適した店舗をマッチングさせる。マッチングも物流も一手に引き受けることができることが特徴となっている。

これにより、新鮮な食材をスムーズに飲食店に提供でき、サンプリング結果を受け付けた後の提案や、食材によっては各レストランの「今後食材を使っていきたい」という要望にも対応が可能となっている。