財務・人事印刷サービスを柱として、軽貨物のマッチング事業「ハコベル」も手がけるラクスルが5月31日、東証マザーズ市場に上場した。
ハコベルは、物流のシェアリングプラットフォームとして展開しているサービスで2015年12月に立ち上げた。多重下請け構造となっている運送業界で、車両の手配が電話・FAXによる連絡が中心となり、人力に頼った運用となっている実態に着目し、「業界構造そのものをフラット化する」ことを目指している。
2018年7月期の業績は、売上高105億1500万円(前年同期比37%増)、営業利益5000万円(前年同期は営業損失11億4500万円)、最終利益600万円(前年同期は11億7500万円の損失)を見込んでいるが、このうちハコベルとして運営する運送事業の売上は2億9800万円(77%増)と予想。中間期は1億6900万円を売り上げた。