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ギークプラス、上海博覧会で自動フォークリフト発表

2018年9月10日 (月)
空白

サービス・商品ギークプラス(千葉県印西市)は、19日から中国・上海市で開催される「第二十回中国国際工業博覧会」で、新商品の自動フォークリフトを発表する。

この自動フォークリフトは、倉庫や工場の床面の工事をすることなく、商品サイズ、商品の位置を把握することで、無人でネステナなどの高所からの商品の取り出し、搬送の自動化を可能にする。

同社がロボットで培った、周囲の状況を確認しながら最適なルートを走行する「SLAM方式」を応用しており、障害物検知機能を搭載しているため、作業者と自動フォークリフトの共存を可能にした。日本での発売日は未定としている。

また、さらなる自動化への取り組みとして、自動フォークリフトと同社搬送ロボット「EVE」やロボットアームなどの機器と連携することもできる。これにより、ネステナなどの高所保管エリアから、自動フォークリフトで商品を取り出し、搬送ロボットに引き渡し、ロボットアームで仕分けをすることにより、商品の取り出しから出荷までの工程を無人で行うことも可能だという。

SLAM方式は、レーザーセンサーにより、自己位置推定と環境地図作成を同時に行うことで、従来必須だったロボット誘導用ラインが不要になり、作業工程毎にいつでもロボットの移動経路変更が可能となる新しい経路選定方式。