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JR貨物、山陽線9月末再開、代行運転終了へ

2018年9月14日 (金)

話題日本貨物鉄道(JR貨物)は14日、JR西日本が山陽線三原駅・白市駅間の運転を9月30日から再開するとの見通しを明らかにしたことを受け、貨物列車も同日から東福山駅・広島貨物ターミナル駅間で運転を再開する、と発表した。

当初は「10月中」に再開される見通しだったが、JR西日本による「懸命な復旧作業」の結果、東福山駅・広島貨物ターミナル駅間の105.6キロが再開できることとなり、7月の西日本豪雨の影響による貨物列車の不通区間はすべて解消される。また、現在実施している列車のう回運転やトラック・船舶による代行輸送も終了する。

(画像の出所:JR貨物)

再開後の貨物列車の詳細の運転計画は決まり次第公表する方針だが、徐行が必要な区間があるため、当面は遅れが発生する見込みで、完全復旧に向けた作業も継続されることから、通常より列車本数を減らして運転する可能性がある。被災前と比べ、再開直後は東京貨物ターミナル駅から九州へ向かう貨物列車1本分程度少なくなるとの見方がある。