ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

商船三井、極東地域のLNG積替基地実現へJPPVと協力

2018年9月14日 (金)

ロジスティクス商船三井と丸紅は14日、ジャパニーズ・プロジェクト・プロモーション・ビークル・イン・ザ・ファー・イースト社(JPPV)と5日付で業務協力協定を締結したと発表した。

業務協力は、極東地域でのLNGの積替基地実現に向けてJPPVの知見を活用し、案件を円滑に実現することを目的としている。

JPPVは、本邦企業によるロシア極東地域への投資を伴う進出を促進することを目的として、国際協力銀行、ファー・イースト・インベストメント・アンド・エクスポート・エージェンシー社、ファー・イースト・アンド・バイカル・リージョンディベロップメント・ファンドの三社で設立された機関。

商船三井と丸紅は2017年11月28日にロシア民間最大のガス生産販売会社ノバテク社とシア政府が投資優遇措置を定めている経済特区「ASEZ」に属する地域であるカムチャッカ半島沖合で新設するLNG積替基地の事業化調査を共同で行うことを目的とした覚書を締結しており、今回の業務協力協定は積替構想の事業化にあたり有用な協定となる。

■JPPVの概要
社名:Japanese Project Promotion Vehicle in the Far East
設立:2018年3月
所在地:690091 Vladivostok, Okeanskiy Prospekt, 17-403/1
事業内容:本邦企業によるロシア極東地域への投資を伴う進出の促進に寄与するアドバイザリー業務