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アスクル1Q、配送運賃値上げ響き営業損失

2018年9月14日 (金)

財務・人事アスクルが14日発表した、2019年5月期第1四半期(5-8月期)決算は、売上高が15%の増収となったものの、配送運賃の値上げの影響が大きく、営業損益は赤字に転じた。

主力のeコマース事業の売上高は923億700万円で15.8%増加した一方で、販売費・一般管理費は、配送運賃の値上げが大きく響き、加えて「AVC関西」開設による固定費の増加、前期の第1四半期連結会計期間末に子会社化したチャームの費用分の純増もあり、23%増えて216億2900万円となった。

この結果、配送運賃の値上げの影響が大きく、同事業の営業損失は3800万円(前年同期は営業利益12億5500万円)となった。

一方、ロジスティクス事業は、アスクル・ロジストの同社グループ外の物流業務受託の拡大により売上高が増加。なお、「エコ配の事業構造改革が途上にあることでロジスティクス事業全体としては営業損失となっているものの、物流業務受託の拡大により損益は改善している」という。同事業の売上高は14億3000万円(20.5%増)で、営業損失は9600万円(前年同期は営業損失1億600万円)となっている。

 
累計(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
売上高
93,97215.9%
営業利益
-111--
経常利益
-146--
純利益
-234--