米プロロジス、物流施設入居企業に人材確保支援

拠点・施設米プロロジスは20日、同社が運営する物流施設を利用する企業へのサービスとして、これらの企業の雇用確保や人材ネットワークの拡大の取り組みをサポートするため、「コミュニティ・ワークフォース・イニシアティブ」（CWI）を発足させた、と発表した。米国南カリフォルニアのNPO団体と提携した。

物流業界では人手不足が続いているが、プロロジスは地域の職業あっ旋プログラムと連携し、物流業界への就職希望者に就職あっ旋サービスを提供するとともに、メンターシップやスキルアップトレー二ング、インターンシッププログラムを提供する。

CWIの最初のパートナーは、高校生と高成長事業を仲介する南カリフォルニア州のNPO団体のEXPで、プロロジスとのコラボレーションとして「EXPインターンシッププログラム」の提供を開始する。

このプログラムでは、ロサンゼルス港やロングビーチ周辺地域の高校生160人に対して職業インターンシップを提供、参加者はプロロジスの知見を盛り込んだ職業訓練ワークショップや、業界幹部による進路指導を受けられる。

新たなインターンシップ、メンターシッププログラムはCWIの取り組みとして2018-19年の学年度に実施されることになっており、「今後はほかの都市にもCWIを拡大していく」としている。