国際堀場製作所は、欧州法人のホリバ・ヨーロッパ社(ドイツ)を通じ、電動化車両用バッテリーや燃料電池のテストベンチ開発・製造販売を手がけるフューエルコン(独マクデブルクバルレーベン)の買収手続きを9月末に完了した。
これにより、フューエルコンは社名を「ホリバ・フューエルコン」へと改め、グループ内で電動化車両用バッテリーや燃料電池の計測をけん引する。
2015年に買収した英ミラ社の電動化車両開発技術とフューエルコンの評価設備を投入した電動化車両用バッテリーや燃料電池などの評価試験室を滋賀県大津市の「ホリバ・ビワコ・Eハーバー」に建設、19年5月の竣工を目指す。また、ミラ社やフューエルコン社の技術と自社の自動車開発における分析・計測技術を統合し、事業領域の拡大と新製品・サービスの拡充に取り組む。