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三井E&SM、青海コンテナ埠頭クレーン嵩上げ工事受注

2018年10月4日 (木)
空白

ロジスティクス三井E&Sホールディングスは4日、三井E&Sマシナリー(東京都中央区)が、台湾船社のエバーグリーン・マリン・コーポレーションから、東京港青海コンテナ埠頭第4バースに納入しているヤード用トランスファークレーン8基の嵩上げ改造工事を受注したと発表した。

嵩上げ改造工事は、同社が納入したトランスファークレーン8基をコンテナ4段積み対応から5段積み対応クレーンにクレーンの高さを変える工事で、これにより青海4バースのエバーグリーンターミナルではコンテナ蔵置量が増加することになる。

日本のコンテナ輸入量は年々増加しており、特に東京港は取扱量が多くコンテナ蔵置場が飽和状態となっている。青海4バースのエバーグリーンターミナルでもコンテナの増加に伴い、コンテナ蔵置場の確保が課題となっていた。

その課題を解決するためにクレーンの高さを高くすることでコンテナ蔵置量を増やすこととし、同時にコンテナのバース内移動量が減ることによるCO2排出削減にも貢献する。

■改造工事概要
定格荷重:40.6トン
揚程(改造前):15.24メートル
揚程(改造後):15.5メートル(地上2.5メートルより15.5メートル)
レールスパン:23.47メートル
台数:8台