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商船三井、三井物産向け新造LNG船竣工

2018年10月22日 (月)

▲命名式の様子

空白

ロジスティクス商船三井は19日、三井物産向け新造LNG船「MARVEL EAGLE」(マーベルイーグル)が竣工し、引き渡しを受けた。

同船は、2014年9月と2015年1月に三井物産と定期用船契約を締結した新造LNG船3隻のうちの第一船で、同社が出資する米国ルイジアナ州のキャメロンLNGプロジェクトからのLNG輸送に主に従事する。

また同船は、ウェザーニューズと進めている運航データ活用に向けた「FOCUSプロジェクト」の基盤となる高性能な運航データ収集装置を搭載する第一船となる。同装置で収集する実海域での詳細な航海・機関データは、同社のクラウド上のデータプラットフォームに保管され、今後その活用を進めていく。

■「MARVEL EAGLE」概要
全長:299.9メートル
全幅:48.9メートル
満載喫水:11.8メートル
LNGタンク:モス型・球形
貨物タンク容量:15万5000立方メートル
主機関:推進モーター×2基、減速機×2基
航海速力:19.5ノット
建造造船所:川崎重工坂出工場
船舶管理会社:MOL LNG Transport(Asia)(商船三井100%子会社)
保有比率:商船三井100%