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商船三井、80隻に省エネ運航分析を試験導入

2018年10月24日 (水)

ロジスティクス商船三井は24日、船舶設計と運航支援システムの開発を手がけるNAPA(ナパ、フィンランド・ヘルシンキ)の新サービスを自社運航のばら積み船80隻に試験導入すると発表した。

導入するのは、NAPAが開発した「NAPA Fleet Intelligence with Noon Report」で、運航データ収集装置を搭載していなくても航海日誌と自動船舶識別装置(AIS)から取得した情報により、推進性能を分析することができるサービス。

「導入が容易で用船期間が短期的でも推進性能を最適化し、環境負荷を低減できる」と判断して導入を決めた。試験期間中は、エンジンの適切な出力管理、タイムリーな船体・プロペラ汚染対策を通じ、運航船が排出する温室効果ガスの削減効果などを検証する。